【寄りすぎレビュー】ロンジン ヘリテージ1945 L2.813.4.66.0

寄りすぎレビュー

前回ご紹介したロンジンのヘリテージ1945について、今回は寄り気味にご紹介したいと思います。

通常レビューはこちらからどうぞ。

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ケース周り

ケース側面はポリッシュ仕上げになっています。ややのっぺりとした印象ではありますが、ドーム状の風防とのバランスを勘案すると、これくらいの塩梅でもアリなように思えてきます。

むしろ若干気になるのはラグの方です。滑らかな曲線を描いたその形状は、腕に沿うような形になっていて良いのですが…

ケース裏側から見ると、やや先端が尖っていると言いますか。ローゲージのニットを着ていた時に、袖先にちょっと引っかかるようなシーンがありました。

オリジナルがどうなのかはわかりませんが、もう少し先を丸めても良かったような、そんな気も致します。

竜頭にはブランドネームと、ブランドロゴである『有翼の砂時計』がデフォルメされた形でかたどられています。操作性は非常にスムーズで、好印象です。

文字盤とインデックス

既に紹介していますが、文字盤の性状は縦方向のヘアライン仕上げです。

アラビアの偶数インデックスはペイントのようですが、わずかに立体感があります。奇数はアプライドのドットが採用されています。

シンプルなロゴ。こちらはインデックスとは異なり、立体感はありません。

分針、時針ともに青焼きのリーフ針が採用されています。 リーフの膨らみがかなり控えめなので、広い文字盤の上でその細さが際立つ印象です。

スモールセコンド部は文字盤から一段下がった部分にあり、同心円状のギョーシェ(レコード引き)が施されています。この写真で見ると黒い針に見えるのですが、こちらも実際には青焼きのようです。

日に当てると、スモセコの針も含めて青に輝きます。

アズーロ・エ・マローネとは言ったもので、やはりブラウン×ブルーの色の組み合わせは映えますね。

ベルトと尾錠

ホワイトステッチがよく似合う、表情のあるベルトです。

サイドは断ち切りの仕立てになっています。結構厚みがあるのが分かります。

裏材ですが、ステッチはごく一部にしかありませんから、基本的には接着で止めてあると認識した方がいいかもしれません。

 

尾錠にも有翼の砂時計ロゴが入っていました。

ムーブメント

Longines L609

出典: Longines.com
  • 駆動方式: 自動巻き (3針センターセコンド)
  • 直径: 25.60mm
  • 厚み: 4.35mm
  • 石数: 27
  • パワーリザーブ: 42h
  • 振動数: 28,800 A/h (4Hz)
  • 備考: ベースムーブはETA 2895/2

ロンジンのヘリテージコレクションによく搭載されている、L609という自動巻きムーブメントが使われています。ロンジン版のETA 2895-2という位置づけのようです。ちなみにこのETA 2895/2は、かの有名なETA 2892-A2がベースになっています。

ロンジンのみならず広く使われ、既に実績のあるムーブメントですから、趣味性はさておき実用面で困る事はないでしょう。

後書

ロンジンのいいところは、古典的なデザインに対して比較的安価にアクセスできるということだと思います。例えば、アールデコ調のデザインが小気味よいL4.785.8.73.2などは、金無垢ケースにも拘らず$3,500を切る価格で登場しているほどです。

現代のオメガやロレックス等に比べるとネームバリューで劣ることは否めず、スポーツモデルもちょっとパッとしないイメージもあるのですが、このモデルを含め、この手の古典的なデザインには光るものがあるように思います。

それはそうと、一番最初にヘリテージ1945と聞いて、ジラールペルゴのヴィンテージ1945かと思ってしまったのは私だけでしょうか。これで更に別のメーカーから『アンティーク1945』とかが出てきたら、ますますわからなくなってしまいそうな。

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