【レビュー】フレデリックコンスタント クラシック スリムライン オートマティック FC-306MC4S36

レビュー

フレデリックコンスタントは、1988年にスイスで興った新しいブランドです。クラシックなデザインの機械式時計を得意としている一方、ハートビートの機構を提案したり、スマートウォッチに参入したりと製品の幅もあります。2016年にシチズン傘下入りしてからやや高級化路線を歩んでいる感はあるものの、基本的にはリーズナブルな価格帯を主戦場にしているブランドです。

同社のレパートリーの中から、わけてもクラシック路線を貫く”クラシック”というコレクションをご紹介したいと思います。

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フレデリックコンスタント クラシック FC-306MC4S36

2種類のギョーシェが施された文字盤と、特徴的なブレゲ針を備えた2針時計です。白文字盤に黒のレザーストラップと、かなりドレス寄りの上品なデザインになっています。

ケース

ケースはステンレス製で、ケースサイドには伝統的な装飾として知られるコインエッジがあしらわれています。ベゼルはダブルステップ仕様で、これも非常にクラシックな装飾です。現行ではブランパンがよく使っている印象です。

ケースサイズはおよそ39mm。デザインこそかなりクラシック寄りですが、サイズ感は極めて現代的です。ただベゼルが結構狭いので文字盤の面積が広く、視覚的には結構大きく見えます。

上下のラグ-ラグ全長は45.2mmとなっています。ケースサイズから逆算すれば平均的な長さでしょうか。

ケース厚は実測で8mm。2針とはいえカレンダー付の自動巻きですから、 スリムラインの名に違わぬ薄さといえるでしょう。ドレスウォッチとして使う分にも困らないと思います。

文字盤

何といっても2種類のギョーシェが目を引く文字盤です。中心はソレイユ (Soleil=フランス語で太陽) と呼ばれる放射状の装飾です。ソレイユの外周にはクル・ド・パリ ( Clou de Paris=パリの爪 ) と呼ばれる、小さなピラミッド状のパターンが施されています。よく見ると中心にもミニッツトレイルが。

インデックスはすべてローマ数字で、プリントされているようです。ベゼルがダブルステップの割に結構狭いので、文字盤のホワイトが前面に主張している感があります。風防はサファイアガラスです。

ケース背面

ケース背面はトランスパレントバックになっています。自動巻きですのでローターが見えます。セリタ社のムーブメントがベースとなっているようです。細かいところは次回の記事で触れますが、色調を変えたローターはちょっと目を引きますね。

尾錠およびベルト

ケースのゴージャス感に比べると、尾錠はやや平板な印象もありますが、機能上は全く問題ありません。ベルトはブラックのアリゲーターで、ベルト幅(ラグ幅)は20mmです。

総評 (雑感)

現代では珍しいほどクラシックな意匠が詰め込まれた一本、という印象です。

サイズ感も現代的ですし、某ブランドを彷彿とさせるデザインでもあるのもまた確かですが、比較的手ごろな価格で手に入るというメリットはやはり大きいです。文字盤やケースの色はベーシックですから、この手のデザインがお好きならば、1本目としてもうまく噛み合ってくれそうです。

仕様情報

ブランド: Frederique Constant (フレデリックコンスタント)

モデル: Classic Slim Line Automatic (クラシック スリムライン オートマティック)

リファレンス: FC-306MC4S36

ムーブメント: FC-306

参考定価: \225,000

参考質量: 55g

 

”寄りすぎ”版の記事はこちらからご覧ください。

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